【シングル】ポリクチ~ニドキングを添えて~【第7回神速オフベスト16】
久しぶりに構築記事書きます。(毎回言ってんなコイツ)
今回は7/4に行われた第7回神速オフで使った構築となります。
結果は予選5位抜けしてからの決勝トナメ1落ちでベスト16という微妙な結果でしたが、予選は抜けたので一応構築を晒す事にしておきます。
今回使ったのはイカの、じゃなかった以下のポケモンたちです。
では、個別解説です。今回はそれぞれのポケモン、技、調整の採用理由も書こうと思います。(数値は努力値)
威嚇→ちからもち いじっぱり(252-252-0-0-4-0)
じゃれつく:メインウエポン。外す理由なし
はたきおとす:交換読みでも打てて、鋼にも通るサブ。
つるぎのまい:トリル下で守る読みで打ったり、耐久相手に回復技読みで打つ。抜き性能を上げるために採用。
ふいうち:元々のSが低いクチートには必須といえる先制技。
採用理由:今回の構築の軸として採用。火力と耐久が欲しいためS調整は行わずHAぶっぱ。
激流→メガランチャー ひかえめ(164-0-12-252-4-84)
しおふき:瞬間最高火力。自分より低速に対し火力を押し付けられ、トリル下でも猛威を振るう。ミラーのメガクチート、クチートが辛いメガハッサムを吹き飛ばせるため採用。
はどうだん:安定した火力ソース。クチートが辛いオニゴーリ、バンドリをまとめて見れるため採用。
あくのはどう:安定した火力ソース2。クチートが辛いメガゲンガー、ギルガルド、メガヤドランへの打点がほしかったため採用。
りゅうのはどう:対ドラゴンピンポイント。メガリザXを重く見たため採用。メガリザXが重くなければ冷ビでいいし、ドラゴンが重くなければ水技をもう一個搭載したい。
採用理由:クチートが選出しづらい場合の裏メガ枠として採用。見れる範囲としてはこの2体でかなり補完出来ていると思う。問題は電気の一貫性をどう潰すか。調整はクチートを受けに来る図太いロトムを抜けるようにS調整を施している。詳しくは4メガ構築の記事参照。
ポリゴン2@進化の輝石(NN:ルンバもどき)
ダウンロード れいせい(244-100-36-124-4-0)
トライアタック:ダウンロードによりCが上がった場合のメインウエポン。
シャドーボール:ギルガルド、ゲンガー、鋼に対して打点がほしかったので採用。
トリックルーム:クチート、カメックスともに暴れさせる事のできる場を作るため必須。
おんがえし:奇襲枠。ポリクチ選出をするにあたりポリゴン2を起点にしに来るライコウ、ニンフィアや苦手とするメガリザYに対して打点となる技。ダウンロードでAが上がる調整をされているポケモンが多いため活躍する機会は多い。
採用理由:上記2体のメガにマッチしたトリルを張れ、電気に対して(特にライコウ)強いため採用。ダウンロードでAが上昇した際にライコウ、ニンフィアに対し積ませる暇を与えないようにするためAに厚く振っている。そのため耐久は最低限となっているのでHP管理は必要で、トリルを張った場合はさっさと落としてもらう方がいいが、守る等で時間稼ぎされそうな場合は裏からメガポケを投げて温存する事も必要となる。
あまのじゃく おくびょう(252-0-0-0-4-252)
リーフストーム:メインウエポン。よく外れるので自覚が問われる。
へびにらみ:メイン2体が低速のため、麻痺を入れて動きやすくするため採用。スカーフ持ち地面やメガガルーラ、オニゴーリに麻痺を入れることが出来ればメガで突破が楽になる。
ちょうはつ:低速の耐久ポケモンや積みポケモン、ギミック始点ポケモンに対し打って相手の動きを制限するために採用。これがあるのとないのではこのパーティの動きやすさが全く異なるため、リフレクターを切って採用。
こうごうせい:ゴツメで物理ポケモンを受けきるのはリフレクターがないため難しいが、受けループ(特にラキグライヤドラン)を1匹で相手にできることができるようになるため採用。
採用理由:純正受けループの多くやキノガッサに対し強い枠として採用。後述のファイアローが鬼火を撒く事でリフレクターの代わりとなり物理を受け切る事もできるようになる。ガルーラ、ヘラクロスに対面から電磁波を入れることでメガクチートが勝てるようにする事もコイツの役割。メガガルーラには後投げで捨て身食らうと出落ちするので注意が必要です。グロウが飛んできそうなときに投げて睨みましょう。
ファイアロー@ラムのみ(NN:バンバンジー)
はやてのつばさ しんちょう(236-4-76-0-188-4)
ブレイブバード:メインウエポン。ヘラ、バシャ、ジャロ、ゲンガーに対し上から優先度1つ上から殴れることは強み。
おにび:上記のジャロと合わせて、物理を封殺したり、低耐久を削り殺すために採用。主に交換読みで打つが、スイクンや電気タイプに対しては体力に余裕のある場合積極的に打っていくことになる。
はねやすめ:上の鬼火とあわせ封殺するための回復手段として採用。サンダー、メガライボルトなどの電気でも火力補正アイテムを持っていなければ10万ボルトを確定で耐える(羽休めで回復が追いつく)。
ちょうはつ:耐久ポケを封殺するために採用。自身が毒毒などを打たれやすいため重宝する。
採用理由:上記4体ではメガゲンガー、ジャローダ、メガリザYに相対した場合安定した引き先がなかったし、ヘラバシャが重すぎたため採用。クチカメジャロとの相性もよく選出も歪みにくい。調整としてはしんちょうHDアローで検索してヒットしたものを使っています。メガデンリュウ、霊獣ボルトロス以外の電気タイプの火力補正のかかっていない10万ボルトでは落ちないような調整となっています。
ちからづく おくびょう(4-0-0-252-0-252)
だいちのちから:メインウエポン()として採用。鋼、炎、電気タイプへの打点として。冷ビのほうが打つこと多いのは内緒。
れいとうビーム:メガボーマンダ、霊獣ボルトロス、霊獣ランドロス、サンダーへの打点として採用。正直こっちがメイン火力。
いわなだれ:メガリザY、ウルガモス、ファイアローへの打点として採用。狙いがピンポイントなのでヘドロウェーブなどへ変更したほうが汎用性は高い。
どくびし:地雷枠。受けル、オニゴーリ、バシャバトンなどへ刺すために採用。こちらもピンポイントなのでステロのほうが汎用性は高い。
採用理由:PTの地面枠。当初この枠はグライオンかガブリアスに任せる予定だったが前日にPTがオニゴーリ、バトンパに対してかなり厳しい事に気づき対策を考えているとこいつの存在に気づいた。
オニゴーリやバトンパに打ちたい毒びしをレベルで覚えてくれる親切設計。またPTとして重いと思われるリザードンや積みアタッカーにカメックスを選出しづらい場合にストッパー役として選出するほか、最低限1回毒びしをまくためにタスキを持たせている。
ニドキングを見せた場合、炎技、氷技、毒技、ステロなど色々と警戒させる事ができ、相手の選出をある程度誘導する事ができる。またスカーフを警戒される事も多いため、立ち回り方次第でスカーフと誤解させタスキを温存しつつ一貫性をとりに行く事ができる。
ジャロ、クチート、アローとも相性がよく、電気の一貫性も切れるため補完枠で入ってきたが選出率もそこそこだった。
PTとして重いのはメガヘラ、メガゲンガー、メガフシギバナです。処理を間違えるとそのターンで試合が決まってしまう事になりかねません。
選出としては
①ジャロ+アロー+メガ枠
②ポリ2+メガ枠+ジャロorアロー
の2つで大体は補完できます。
オニゴーリ等の対策のいるPTには ニドキング+アローorジャロ+メガ と選出したり、地面枠がほしい場合にはニドキングも積極的に選出していいと思います。
PTに入ってきた順番はクチート→ポリ2→カメックス→ジャロ→アロー→ニドキング
思いのほかニドキングが活躍させる事が出来、満足したので誰かレートで使ってみてください。(自分で潜る気がない)
最後に、スタッフおよび参加者の皆さんお疲れ様でした。
またここまで読んでくださった方々もお疲れ様でした。
それでは長文失礼しました。